- 「Hello Dolly」は不要
- 残っていても構わない
- 消しても復活はできる
そもそも「Hello Dolly」って何?
「Hello Dolly」とは、正しくは「Hello, Dolly!」といいます。「Hello, Dolly!」は、1835年にJohn Oxenford氏によって創作された「A Day Well Spent」という英語劇を基に、Thornton Wilder氏が1938年に「The Merchant of Yonkers」、1955年に「The Matchmaker」という形でリバイバルされたロマンティックコメディが原作になった物語です。「Hello, Dolly!」は1964年にミュージカルで講演され、歌となり、映画となりました。今でもブロードウェイで講演されています。
プラグインのページに出てくる写真は、「Hello, Dolly!」の歌手ルイ・アームストロング(Louis Armstrong)氏です。もしかしたら「Moon river(ムーンリバー)」など、音楽の授業などで聞いたことがあるかもしれません。日本でも割と知られていますし、世界的には超有名人です。
「Hello, Dolly!」は、Dolly Leviさんという未亡人で貧しい中年女性が、ニューヨークで未婚の富豪であるHorace Vandergelder氏に、自分の嫁さん探しのために雇われることから始まる物語です。気になる方は原作へどうぞ。
「Hello Dolly」がインストールされる意味は?
WordPressの初期状態で入ってくる「Hello Dolly」ですが、何か意味があると思う方もいるかもしれません。ただ「Hello Dolly」に関しては、全く意味はありません。WordPressのコミュニティの中でも長年議論されている話題ですが、何となく慣例として残っているというのが現状です。
「Hello Dolly」を消す
「Hello Dolly」は、通常のWordPressプラグインと同様、プラグインを消去すればOKです。また、復活する場合も通常のプラグインと同様、新規追加すれば問題ありません。以下は公式ページへのリンクです。復活させたい場合はこちらからダウンロードすればOKです。
まとめ
特に初めてWordPressに触れたとき、消していいものか戸惑うものが「Hello Dolly」です。「Hello Dolly」は慣例で残っているプラグインですので、消してしまって問題ありません。