WordPressの認定資格はいくつかありますが全て民間資格です。公式・公認資格はありません。世界的に認定資格(Cerification)の議論はありますが、知識量が膨大であり、誰も作りたがらないというのが事情のようです。履歴書に書けるレベルものはないというのが現状です。
- WordPressの公認資格はない。
- 議論はある。
- 民間資格はある。
WordPressの資格の動向
まず、国際的なWordPressの資格の動向についてですが、以下のトピックで議論されています。
参考 Official WordPress CertificationWordPress.orgこの議論をまとめますとWordPressの公認資格は、必要な知識が膨大になるためにないということです。
WordPressの民間資格
WordPressの民間資格に関しては、いくつかの団体が自主的に運営しています。
CanCanIT
一番有名なWordPressの民間資格は、CanCanITが主催しているものかもしれません。日本語ではありませんので、受験される際はご留意ください。
参考 WordPress CertificationCanCanIT日本CMS協会
日本では2017年に設立された「日本CMS協会」が主催する認定資格があります。ただ、WordPressの有名コミュニティの1つWordCampで先駆者として活動されている方にとっては、怪訝な感じにうつっているようです。社会的な地位を高めていくのにはこれからの発展がカギとなりそうです。
参考 日本CMS協会日本CMS協会WordPressの実力を証明するには?
WordPressは幸いにも誰でも簡単に見ることができますので、自分でホームページをつくって実力を証明するという方法もあります。資格がなくても十分に実力を証明できるところもWordPressの魅力の一つです。
まとめ
WordPressには、現状、公認の資格はありません。民間資格はありますが、知識整理をするという意味合いのほうがいいかと思います。履歴書などの公的な証明をするには、自分でホームページを作って公開して見てもらう方法が今のところは一番いいのかもしれません。