Namecheapとは?【お名前COMのようなドメイン登録屋】

「Namecheap」とは、「お名前.com」のようにドメインの登録できるサイトです。主な特徴は、世界的に有名・日本語ドメイン無・日本のレンタルサーバでも利用OK・広告誘導なし・「お名前.com」と同じ2000年創業などです。「お名前.com」に疲れたら「Namecheap」という選択もありです。
Welcome
  • 有名なドメイン登録事業者(ドメインレジストラ)
  • お名前.com、ムームードメインとの価格差は為替分のみ
  • 広告誘導なし

概要

「Namecheap」とは、ドメインを登録できるサイトです。海外の「お名前.com」のようなサイトと思っていただけるといいかと思います。

MEMO
「Namecheap」や「お名前.com」のような会社をドメインレジストラ(domain registrar)と言います。

グローバルで有名なドメインレジストラは「Godaddy」「Bluehost」など他にもありますが、「NameCheap」が最も使いやすくて、価格が抑えられていて、トータルバランスを考えますと最もお勧めです。

特長

価格

日本でドメインを購入する際は、GMOグループの「お名前.com」「ムームードメイン」「バリュードメイン」、あるいはエックスサーバー社の「エックスドメイン」が最安です。では、「Namecheap」はどうかと言いますと、これらのドメインレジストラとほぼ同等で、為替の分だけ高かったり安かったりします。

例えば、「comドメイン」を2年目以降、Whois公開代行をつけて運用する場合は、11.16米ドルになります。日本円で大体1300円前後です。(少し前まではWhois情報公開代行が有料だったのですが、今は無料になったようです。)

「ムームードメイン」で登録すると、1,280円(税込・2017年12月価格)ですので、ほとんど変わりません。

whois情報公開代行

「お名前.com」が敬遠される1つの理由が、ドメイン登録時にWhois情報公開代行の設定を忘れると、追加設定時にと毎年1,000円のコストがかかるという謎の設定です。同じGMOグループの「ムームードメイン」はそんなことはありませんので、この独特の仕様は更に謎です。確か、Whois情報公開代行の初期状態はチェックが外れていたはずですので、初めての方は、意味が分からず、素通りしてしまうと思います。情報漏洩のリスクが叫ばれている昨今、このような設定は頂けませんよね・・・。

「Namecheap」はその辺りは安心です。「Forever Free」ですし、いつでもスイッチを切り替えることができます。

使い心地

筆者は、別のサイトで「Namechaep」+「エックスサーバー」という運用をしていますが、全く問題なく利用できています。英語だから不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、「お名前.com」のようなキャンペーンもでてきませんので、非常に簡単に使いこなすことができます。

それから、何といっても、購入時に2年目以降の価格がきちんと表示されますので、騙された感が全くないのが、すごく心地いいです。

上の画面で更新料は「Retail」と書かれている部分です。1年目は「1.88米ドル」だけど、2年目以降は「24.88米ドル」になりますよと、きちんということが一目瞭然です。購入時に1年目のコストしか表示されないドメインレジストラも多い中、この親切設計は非常にうれしいポイントです。こういった機転があって「Namecheap」は世界的なドメインレジストラになったのだと思います。

どんな場合に「Namecheap」がおすすめか?

以上のような特長から「Namecheap」の利用価値が高いシチュエーションを整理しました。

Namecheapのおすすめシチュエーション

  • 日本語ドメイン・日本語地名ドメイン(.tokyoなど)にはこだわらない
  • 「お名前.COM」が苦手(広告誘導など)
  • とりあえず海外のドメインレジストラを試してみたい
  • 新ドメインをいち早く見つけたい
  • わかりやすいUIでミスを減らしたい
  • 1年目はドメインの効果を検証したいので価格を抑えたい

まとめ

筆者も「Namecheap」ユーザーの一人です。「Namecheap」に登録したいきさつは以下の通りです。

  1. 「お名前.com」で、whois情報公開代行を忘れて痛い目を見た。
  2. 「ムームードメイン」で探したけれど、ないドメイン(men)だった。
  3. 「Namecheap」で探したら見つかった。
  4. 1年目の価格が最も安かった。

ドメインレジストラをお探しの際のご参考となれば幸いです。