Yoast SEOとAll in one SEO Packの比較【おすすめは?】

WordPressのSEOプラグイン「Yoast SEO」と「All in one SEO Pack」ですが、日本語サイトであれば「All in one SEO Pack」がおすすめです。理由はマルチバイトの文字数カウントが適正だからです。機能の豊富さ「Yoast」のほうが優位です。また、どちらかで運用をしているのであれば、敢えて乗り換える必要はありません。
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  • WordPressテーマのお勧めに従う
  • 日本語サイトは「All in one SEO Pack」
  • 英語サイトは「Yoast SEO」

WordPressテーマ制作者の意図から選ぼう!

WordPressの二大SEOプラグイン「Yoast SEO」と「All in one SEO Pack」ですが、利用において、迷わない基準があります。それは、WordPressの制作者の指示に従うということです。多くの場合、「Yoast SEO」、「All in one SEO Pack」、あるいは「使わない」という選択肢が明示されています。

「使わない」という選択肢ですが、「Yoast SEO」も、「All in one SEO Pack」も、長い開発の歴史の中で、プログラムが少し膨れてしまっているというソースコード上の問題があります。これは時代と共にSEOに必要な対策が進化していったためで、結果として、整理がついていないというイメージで考えて頂ければと思います。特に、両方とも海外製ということもあり、特に「Yoast SEO」のほうは、日本語のようなマルチバイト文字に十分な対応がなされていないように見受けられます。

そのため、WordPressテーマの中にはこのような機能を埋め込んでしまっているものもあります。

ぜひ、「Yoast SEO」あるいは「All in one SEO Pack」を選ぶ前に、WordPressテーマの公式情報をご確認ください。

日本語サイトなら「All in one SEO Pack」

当サイトは「Yoast SEO」を利用しています。なので、「Yoast SEO」で必要以上に不安になることもないのですが、日本語サイトでは「All in one SEO Pack」の方をお勧めしたいと思います。

「Yoast SEO」の中には、単語数をカウントして、その出現率を基にSEOの評価をする機能があるのですが、これが全然機能しません。

WordPressのマルチバイト特有の問題は、「WP Multibyte Patch」という素晴らしいプラグインで大方解決するのですが、「Yoast SEO」の個別機能は対象外となっているようです。ただ。いずれにしましても、日本語サイトにとっては過剰な機能ですので、それならばないほうがよいです。そのため、「All in one SEO Pack」をおすすめしたいと思います。

他のプラグインも追加しよう!

「All in one SEO Pack」と言いながらも、サイトマップ作成やSchema.orgの対応は、もしかしたら不十分に感じるかもしれません。その場合は、「Google XML Sitemaps」や「Markup (JSON-LD) structured in schema.org」といったプラグインの追加も検討してみてください。どちらもSEOでは重要になってくるプラグインです。

まとめ

「Yoast SEO」と「All in one SEO Pack」はどちらも優れたSEOプラグインです。どちらを選ぶべきか迷った場合は、まずは、WordPressテーマの公式情報を調べて頂き、特に指定がなければ、シンプルな「All in one SEO Pack」をおすすめします。また、マルチバイトの機能にこだわらなければ「Yoast SEO」をおすすめします。