- 性能は「TinyPNG」がトップ
- たくさん利用するなら「WP Smush」
- 手間を惜しまなければ「Ewww Image Optimizer」
画像圧縮プラグインの紹介
TinyPNG
Web版でもおなじみ「TinyPNG」です。WordPressのプラグインとして提供されるようになり、作業が効率化されるようになりました。WordPressでは1枚の画像をアップロードするとサムネイルファイルなどが自動に生成され、都合5枚の画像ができます。無料版では毎月100枚のアップロードまで対応していますので、500枚が無料という換算になります。一応、設定を変更して、サムネイル画像などの小さな画像を圧縮対象から除外することもできます。500枚を超えると1枚0.003ドルかかります。SEOの観点では「TinyPNG」が最もおすすめです。
WP Smush
WordPressの画像圧縮プラグインの中では最も有名な「WP Smush」です。圧縮率はそこそこですが、枚数制限がなく、使いやすいプラグインです。デフォルトでは1MBまでのファイルサイズとなっていますので、高画質の写真にはPro版が必要です。インストールして、メディアライブラリで「今すぐ圧縮」を押すと圧縮してくれます。利用ユーザーが非常に多いプラグインです。
Ewww Image Optimizer
バズ部さんが丁寧な解説をしてくださっている画像圧縮プラグインです。圧縮率はTinyPNGとほぼ同等、WP Smushと同様1MBのアップロード制限がついています。ちょうど、「TinyPNG」と「WP Smush」の折衷案のようなプラグインです。難点は設定が面倒であるということ。初期設定ではうまく機能しないかもしれませんので、バズ部さんの解説を是非ご覧になってください。
画像圧縮プラグインの性能比較
OrbitingWebさんがPNGとJPGのファイルを使った検証を実施してくださっています。このレポートによると、(1)TinyPNG(2)Ewww Image Optimizer(3)WP Smushという順番になっています。尚、TinyPNGとEwww Image Optimizer には大きな差はないとのことです。
まとめ
SEO上、画像圧縮プラグインはほぼ必須だと思います。性能面ではTinyPNGが一歩リードしていると思います。TinyPNGはオランダとスウェーデンの会社VoorMedia社の制作されています。アムステルダム大学で研究されたロジックが元となっていますので安心感もあります。
これら以外にも、「Kraken Image Optimizer」「ShortPixel Image Optimizer」「Optimus」といった選択肢もあります。プラグイン選びのご参考となれば幸いです。